「お米のとぎ汁」何に使えるだろう・・?

日本人にとって、ごはんを食べる習慣はほぼ当たり前。
無洗米を使用していない限り、ごはんを炊く回数だけお米のとぎ汁も発生するわけですが、大概捨ててしまっているのが現実かと思います。
とぎ汁には「米ぬか」が溶け出していることから、なんとなく栄養がありそうなイメージは持てるものの、具体的な活用方法を知っている方、日頃からとぎ汁を活用している方というのは、実際には少ないでしょう。
今回は、生活に役立つお米のとぎ汁の活用アイデアをいくつかご紹介しつつ、最後に、”おいしく活用”できる「水キムチ」のレシピをご紹介します。
どれもすぐに実践できることばかりですので、ぜひ皆さんも日々の生活や食事にお米のとぎ汁を活用してみてください。
「お米のとぎ汁」活用その①
食器洗いなどキッチンまわりの掃除に活用!

お米のとぎ汁には、界面活性剤の役割をするタンパク質が含まれていることから、食器に残った汚れを落としてくれる効果があります。また、気になるニオイも消臭してくれるので、とぎ汁でつけ置き洗いをするのも節水・エコにつながりおすすめです。
とぎ汁で洗ったあとは水道水ですすぎますが、汚れが頑固でしつこく残る場合は少量の洗剤で洗い流すことをおすすめします。
また、キッチンまわりで使用する布巾などの洗浄やつけ置き洗いにもおすすめです。
「お米のとぎ汁」活用その②
リビングなどの床磨きに活用!

お米のとぎ汁は、床磨きにもおすすめです。
とぎ汁に含まれる脂質やタンパク質が皮脂汚れなどを落としてくれるだけでなく、ワックス効果も期待できます。
おすすめの使い方は、薄めたとぎ汁をスプレーボトルなどに移し入れて、吹きかけながら拭き掃除すると良いでしょう。
スプレーボトルに移し入れた中身は長期間放置せず、なるべく1回で使い切ってしまうようにしてください。
「お米のとぎ汁」活用その③
洗顔に活用!

日本では江戸時代からお米のとぎ汁を「化粧水」として使用していたという歴史が残されています。
それもお米のとぎ汁には、ビタミン・ミネラル・乳酸菌など、たくさんの美容成分と天然の保湿成分が含まれているためです。
現代においては化粧水として使用するには物足りないかと思いますので、洗顔時に水道水ではなく、お米のとぎ汁で洗い流すのがおすすめです。
節水・エコにつながりつつ、栄養を含んだとぎ汁で洗い流すことで洗い上がりがしっとり!仕上げに使用する化粧水のブースター効果も期待できるでしょう。
「お米のとぎ汁」活用その④
料理に活用!
最後に、お米のとぎ汁を”おいしく活用”できる「水キムチ」のレシピをご紹介します。
漬け汁は、そのまま冷麺などに活用できるので、アレンジも手間いらずで、汁ごとおいしい水キムチのレシピです。
汁ごとおいしい!水キムチ

保存方法・保存期間
- 保存方法:密封容器に入れて冷蔵庫で保存
- 保存期間:約4~5日(目安)※状態や様子を見てご賞味ください。
材料(作りやすい量)
- きゅうり 1/2本
- りんご 1/4個
- バブリカ 1個
- 生姜 1/2かけ
- ニンニク 1個
- 唐辛子 1本
- 米のとぎ汁 500ml
- 塩 約18〜20g(総量の2.4%)
- 茶梅シロップ 60g ※梅シロップ代用可
- ナンプラー 小さじ1
作り方
1. 米のとぎ汁を用意する。(最初の水はホコリや汚れなどが含まれているため軽くすすいで捨て、2回目にといだ濃いものを500ml分取り分ける。)
2. 米のとぎ汁を耐熱ボウルなどに入れ、電子レンジ(600W)で約2分沸騰するまで加熱し、その後冷ましておく。(注:熱いまま漬け込んでしまうと菌が死滅してしまい上手く発酵が進まなくなります。)

3. 野菜・りんごは食べやすい大きさに切り、生姜は薄切りにし、にんにくは半分に潰す。唐辛子は中の種を取り除く。

4. 消毒した容器に、米のとぎ汁とカットした野菜・フルーツ・唐辛子を入れ計量する。(容器の重量は除く)
総量の2.4%の塩を加える。(例: 739gの場合で約18g)

5. 最後に茶梅シロップとナンプラーを加え全体をよく混ぜ合わせる。
6. 夏場は2~3時間、冬場は2~3日ほど常温に置き、発酵させる。発酵を確認したらすぐに冷蔵庫で保存する。
「水キムチ」をおいしくつくるポイント
- 使う野菜やフルーツはできるだけ新鮮なものを使う!(発酵を促す酵素自体に元気がないと上手く発酵しないため)
- 過発酵に注意する!(発酵のしすぎは香りも味もおいしくなくなるため、不安に感じたら冷蔵庫へ入れてゆっくり発酵の様子を見ることをおすすめします。冷蔵庫の中でも徐々に発酵は進むのでご安心ください。)

水キムチは、キムチといっても辛くないので、辛いものが苦手な方やお子さまでもおいしく召し上がれます。

漬け汁もおいしいので、ぜひ捨てずに飲んでみてください!
漬け汁にごま油を少量たらし、冷麺を入れて食べてもおいしいです。韓国料理店では定番のアレンジ!
そもそも、お米のとぎ汁でなぜキムチ(発酵食品)がつくれるのか?
「水キムチ」でお米のとぎ汁を使う理由には、野菜やりんごに存在する乳酸菌が、お米のとぎ汁を餌にして増えることで発酵するからです。
通常のキムチのように長い熟成期間が必要なく手軽に作れてしまう点も「水キムチ」のよいところ。
しかも水キムチに含まれる植物性乳酸菌の量は1gに対して約3億個も!
その量なんと、ぬか漬けの約18倍、普通のキムチの約2倍もあるんだとか!
腸活にもおすすめの食品です♪
ぜひ、旬やお好みの野菜・フルーツで作ってみてくださいね。





























